ウィズ茅野

私が介護の道を志したのは祖父の死がきっかけでした。
当時祖父母とは別々に暮らしていましたが、末期ガンで会うたびに弱っていきながらも気丈に振る舞う祖父を目の当たりにして、どうしたら良いかわからずに戸惑っているだけでした。
結局祖父が息を引き取るその時まで、大好きな祖父に何もしてあげる事ができず、「こんな悔しい思いはもうしたくないし、他の誰にもしてほしくない。」そんな想いから介護の道に進み、今日まで歩んできました。
施設に入った後も入居者の方の暮らしぶりが大きく変わることなく、最後までその方らしく過ごしていただき、ご家族の方にとっても良い選択をしたと思っていただけるよう関係者の方や地域の方々、また一緒に働く仲間たちと連携し、共に学び合いながら成長していければと考えています。

ご入居者様と日々お話をする中で、ご家族の話、学生時代の話、子育ての話、お仕事で奮闘した話などを聞くと、目が輝く時があります。紛れもなくその瞬間、その時代におられます。
私たちはご入居者様お一人お一人に応じた介護をさせていただいています。1日のご生活の中で、輝く瞬間を作る、引き出せる施設を目指して介護に取り組んでまいります。

ただいま制作中です。

私は自分の親の将来の事もあり、以前から漠然と介護の仕事に興味はあったものの、なかなか踏み出せずにいましたが、友人からの強い薦めがあり介護の仕事に就き今に至っています。
人相手の仕事で大変な事は多々あり、自分が本当にこの仕事に向いているのか思い悩む毎日ですが、ご利用者様からの「ありがとう」の言葉や笑顔を見るたびにこの仕事に就いて良かったと感じることができます。
また、この仕事はご利用者様だけでなく、そのご家族様の負担も軽減できる仕事だと思います。介護と向き合うご家族様も多くの悩みや葛藤があると思います。
その想いにも向き合いながら、ご利用者様やご家族様が笑顔で過ごせるようにサポートしていけるようになれればと思っています。

ウィズの風居宅介護支援事業所の渡邉と申します。
～いつもあなたのとなりにそよ風を～という当事業所のキャッチコピーがあると聴き、ふと考えました。
「日々の暮らしの中で、どんな風に生活していきたいですか？」
パッと思いつく方、漠然と思うことはあるという方、全く何も…という方。様々と思いますが、まずは少し考えてみてください。その思いを聴いて、私の仕事は始まります。
“人生につまずき、夢やぶれ、何かを求めて振り返っても、そこにはただ風が吹いているだけ…”。
少しでも前向きに何かができるような、そっと背中を押せるような、そんな風になれたらいいなと思います。